TRACK 02.例えば僕らが意図せず無限螺旋に生きたなら Vocal,Lyrics:Nina Branch

今でも多分 君の手を求めて廻るのは僕だ
何か頂戴 迷うことのない君への印

瞬きをすれば全てが消えた後
届かないまま振り出しに戻る

白いまどろみも覚えている
何故か君だけは・・

広く靡く世界
拙く揺れる世界 
命は涙を溜め溺れて沈む
僕らはそれでも尚 出遭うと決めて生きる
止め処ない繰り返しも厭わないほどに生きる


今でもほら 飽きるほど溢れて廻るのだ
幼い思想 歪む視界
纏わりついてまたもや廻るのだ

てのひらに落ちて冷めては消える水
乾かないまま横顔を伝う

黒い揺り籠が見つめている
とても勝てそうにない・・

息を止めてみても
瞳を閉じてみても
命を示す音が溢れて叩く
今すぐ聴かせたくて
君にも届けたくて
見つけて
此処まで来て
壊れてしまいそうだ


嗚呼
恐がりを助長して絡む繭はまた埋めてゆく
眩しい約束を


僕は此の星にいます
独りで此の星にいます
時々どう仕様もなく寂しく感じます
あるいは君は何処か夜空で生きていますか
見つけたい
見つけられない
僕だけの片割れ


君を忘れそうで
全てを忘れそうで
命を燃やしながら記憶を辿る
例えば叶うのならば
この手で叶うのならば
求めて
求めていて
迎えに行けるように